ジャンルに合わせてテンプレートを活用し、
原稿の作成にお役立てください。
原稿作成から入稿方法について紹介します。
執筆
原稿を執筆する前に、まずはあなたが“作りたい本”をイメージしてみましょう。
- 本の大きさ(判型)はどのくらいですか?
- 縦書き、または横書きですか?
- 表紙のデザインはどうしますか?
本の仕上がりを具体的にイメージしておくと、作業をスムーズに進めることができます。
すでに出版されている本から自分のイメージに近い本を探してお手本にする方法もおすすめです。
手書きで作る
手書きの場合は、原稿用紙やレポート用紙などに、楷書体で丁寧にはっきりと書いてください。
余白の部分に通し番号をふってください。念のためにコピーを取ってからお送りください。
データ入力、本文レイアウトは有料となります。レイアウトは本文レイアウト見本からお選びください。
原稿用紙の枚数や、文字数などからだいたいのページ数を計算できるフォームもご用意しております。できあがりの本のイメージや、見積もり計算にご利用いただけます。
テキストファイルで作る
本文のレイアウトをご希望の場合はワープロソフトやテキストデータで作成し、お送りください。
テキストデータでご入稿される場合は、ルビ(ふりがな)は括弧( )の中に入れて作成し、入稿の際に括弧内はルビであることをお知らせください。
例:手軽(てがる)にちょこっと出版(しゅっぱん)
本文レイアウトは有料となります。レイアウトは本文レイアウト見本からお選びください。
原稿用紙の枚数や、文字数などからだいたいのページ数を計算できるフォームもご用意しております。
できあがりの本のイメージや、見積もり計算にご利用いただけます。
ワードで作る
ワープロソフトの場合は、保存したレイアウト通りに印刷することが可能です。
テンプレートもご用意していますので、ご活用頂いてDIY感覚で原稿を作成してみてください。
自分で作成することで、出版費用も大きく抑える事が出来ます。
デザインソフトで作る
下記のデザインソフトに対応しています。
- InDesign(インデザイン)
- Illustrator(イラストレーター)
- Photoshop(フォトショップ)
色はCMYKに設定して作成し、書体を埋め込んだPDF形式でお送りください。
表紙などを作成する場合は、Illustratorの場合は必ずトンボをつけて、またフォントはアウトラインを行ってから入稿してください。
原稿を確認・修正
原稿を執筆できたら、誤字脱字や気になる点や間違いがないかどうか、全文を読み返して確認しましょう。
執筆中は書くことに夢中になっているため、誤字脱字や間違いを見落としがちです。
「間違いはない」と思っていても、完成後少し時間をおいて改めて読み返してみると、案外多く見つかるものです。時間をかけて、じっくり確認しましょう。
読み返す際に確認する点
- 文章はわかりやすく書かれていますか?
- 内容に間違いはありませんか?
- 文中に誤字脱字はありませんか?
- 見出しやページ番号は正しく入っていますか?
フォントの形とサイズ
明朝体
縦線が横線より太く、払いやはねが顕著に表現されているフォントの総称。MS明朝、リュウミン、ヒラギノ明朝体などがある。通常、書籍の本文に使われる。
※MS明朝、游明朝Lightなど線の細い書体は、印字が薄く感じることがあります。
ゴシック体
縦線と横線が同じ太さのフォントの総称。MSゴシック、丸ゴシック、平成ゴシック体などがある。通常、見出しや強調したい部分などに使うことが多い。
その他
装丁のタイトルなどには、インパクトや洗練されたイメージを持たせるため、明朝体やゴシック体以外の特殊なフォントを使用することもあります。
フォントのサイズ
ワードなどの初期設定では、10.5~12ポイントになっていることが多くあります。
しかし、書籍の本文で12ポイントのフォントを使用すると、文字が大きすぎて読みにくくなることが多いです。
弊社では、小サイズ=約9ポイント、中サイズ=約10ポイント、大サイズ=約11ポイントとして制作しております。もちろん、それ以外の大きさでも制作できますのでご相談ください。
データ入稿
テンプレートの活用
ワードファイルによるジャンル別にテンプレートをそれぞれご用意しております。ダウンロードし、ご自由にお使いください。
PDFの作成
データ入稿時はPDFにて入稿ください。
PDFファイルの作成方法
- Word2013/2016(Windows版)をお使いの方
ツールバーの「ファイル」から「エクスポート」→「PDF/XPSの作成」を順に選択すればPDFファイルを作成できます。 - Word2010(Windows版)をお使いの方
ツールバーの「ファイル」から「名前を付けて保存」→「ファイルの種類」から「PDF」を順に選択すればPDFファイルを作成できます。 - その他のワープロソフト
PDFファイル形式の保存に対応しているソフトがあります。お使いのワープロソフトの仕様をご確認ください。
画像について
解像度について
1インチの幅の中にどれだけの点があるかを表したのが「解像度」です。解像度が高いほど点が詰まって綺麗な画像。低いほど点が大きい荒い画像となります。
一般的に印刷に適した解像度は350dpiです。印刷時の大きさにより必要な画像サイズが変わってきます。次の表で確認してみましょう。
イラストや写真などをご自身でスキャニングする場合は、使用したいサイズを確認し、その大きさで350dpi になるようにデータ化しましょう。
画像サイズ (幅×高) 単位:pixel | 印刷したいサイズ 単位:mm | |||
---|---|---|---|---|
50×37 | 100×75 | 150×112 | 200×150 | |
320×240 | △ | △ | × | × |
640×480 | 〇 | △ | △ | × |
1024×768 | ◎ | 〇 | △ | △ |
1280×1024 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
1600×1200 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
2048×1536 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
2592×2048 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
上記は、画像全体を使った場合の例です。
画像の一部を使う場合は異なりますのでご注意ください。
推奨画像ファイル形式
TIFF・EPS・JPG・GIF・BMP等
ISBNやバーコードと奥付けについて
書店流通をさせる場合は、裏表紙にISBNコード(国際標準図書番号)、分類コード、定価と書籍JANコードと呼ばれるバーコードが記載されます。
流通がない場合はISBNコードなどは付きません。
奥付けとは、本文の最後に記載する著者・書名・発行者・発行日などの情報を表記するページです。
表紙のISBN等バーコード表記部分と奥付は弊社で作成致します。